御池通を進む伯牙山 伯牙山は中国の故事で琴の名手の伯牙が友人の死を聞いて琴の弦を断ち以後琴を弾くのを辞めたという話に由来しています 別名「琴破山(ことわりやま)」といわれています
手には斧 まさにこれから弦を立とうとする伯牙の姿
前懸は上下詩文で中央に人物風景の錦織(慶寿裂)の「慶寿詞八仙人図」
水引(写真上)は「緋羅紗地唐人物図」 胴掛(写真下)は「花卉尾長鳥文(かきおながどりぶん)」の綴錦
見送は「柳絲軒」在銘の「仙人図」の刺繍
舁子の法被
四条通を進む伯牙山
胴掛は進行方向左右ともに「花卉尾長鳥文(かきおながどりぶん)」の綴錦
「くじ改め」を終え「関所」前で一回りし山をお披露目する伯牙山
戦後に町会所が無くなり現在は重要文化財指定も受けている旧家・杉本家住宅(下京区綾小路通新町西入ル矢田町)の表の間を利用して懸装品を披露しています
駒形提灯が宵山の風情を醸し出しています
ご神体の伯牙
錦織（慶寿裂）の「慶寿詞八仙人図」の前懸(部分)
蝶の形をした「舞楽風源氏胡蝶文様」の角飾金具
立体的な刺繍の「緋羅紗地唐人物図」の水引(部分)
平成21(2009)年に140年前の絵柄復元新調された後懸の「錦織龍文模様」(部分) 龍が雲間を縫うように天に昇る様子が金糸や赤糸など10色で表現されています 巡行ではこの上に見送が懸けられるため見ることができません
16
gio
マウスのポインターで写真に触れてクリックしてください
Please touch the photograph with the mouse's pointer and click
