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平家物語に登場する祇王、妓女、仏御前のゆかりのお寺で、現在の祇王寺は昔の往生院の境内にあります。
【平家物語（「新潮日本古典集成 上｣) 第一巻第五句「義王｣、第六句「義王出家｣】
石に刻まれた「祇王妓女佛三女・・・｣、二行目の「刀自｣は祇王・妓女の母の名前です。
最初は清盛の寵愛を受けていた祇王も仏御前の登場でそれを失い都の外へ。その際にせめてもの忘形見として障子に次の歌を書き残したとのことです。
萌え出づるも枯るるも同じ野辺の草 いずれか秋にあはではつべき
やがて仏御前も祇王のもとへ。母刀自を含め四人で一緒に篭り、朝夕の仏前に香華を供え、みな往生の本懐を遂げるました。
祇王寺の御朱印①です
祇王寺の御朱印②です
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